一般社団法人稚内青年会議所
 
 

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スケジュール

 

理事長所信

 

稚内の何が好きと聞かれたとする。
稚内のコトが好きと応えたい。
 
モノ、まちの資源や特徴、まちの記憶
モノは発信をしない、モノは成長をしない。
発信するのはヒトであり、成長させる事ができるのもヒトである。
ヒトとモノとが結びつき、コトが産まれる。
ヒトとヒトとが結びつき、
ヒトとモノとを結びつけ、
コトとなってはじめて外へひろがり
コトはまた明日へとつながる
 
 
【はじめに】
 
私は 
私の人生から出ることはできない
だからここに
花を植えよう 
 
 青年会議所の存在を知らなかったわけではない。夢を語る団体として、自らの余力をも
って社会に向き合う団体として、私の目には映った。
家業に従事し始めていた私は、自らの手の届く範囲のことをやり遂げることに必死で、
その視野も同様に狭いものであった。夢を持っていなかったわけではない、しかし、その
夢に向かって歩みを進めていたわけではない。日々の忙しさに、その作業をこなす自分に、
漠然とした不安に目をそむけつつ、満足していた自分がそこにいた。
数年ののち、稚内青年会議所に入会することになる。そこに何かを期待していたわけで
はない。ただ、周囲を見渡した時に、青年会議所メンバーとシニアクラブメンバーがいて、
そこに流されるように入会したのが事実である。
入会し活動を行うにつれ、その認識は自分でも驚くほど変わっていく、そこで目にした
ものは、広く関心をもって課題や目的を見出し、目的のために行動し、行動のために議論
をつくす先輩の姿であり、本気で取り組むからこそ生まれる強い絆であった。しかしなが
ら、入会当初の自分は、まだその運動と距離を感じていた。距離を近づけるきっかけとな
ったのは、利他の精神に対する気付きに至ったこと、結論だけ言えば、自分の価値、自分
の都合だけで判断をしないというしごく当然の気付きである。
 
 決して日々の余力や、ボランティア精神だけで、地域貢献に取り組んでいる訳ではない。
動かしていたのは、地域の課題や問題を当事者としてとらえ、また、その取組を通して地
域と自己の成長をめざすその志である。時代や社会はつねに変化している、その中で立ち
止まることは、それすなわち衰退である。労をいとわず、少しの勇気をもって前へと進み
たい、前に向かった変化、それすなわち成長である。わからなければ考えればいい、知ら
なければ調べればいい、やり方をなんてどこにもない、自分で考える。
 
 前への変化の価値は稚内青年会議所が証明してくれている。それはそのまま、稚内青年
会議所が積み重ねてきた歴史と実績、成果、それを担保とした信頼。それを活かさない理
由はないし、そこに立ち止まる理由もない。前に向かって歩き続けたい。ここ稚内の青年
会議所として、稚内の人間が稚内というまちに想いをとどけていきたい。先人の遺してく
れた力と実績があるからこそ、我々は注目され期待される。試される我々はまた、その挑
戦に応えたい。
 
自信をもって未来へ
花は植えただけでは咲かない
土をつくり
種を植え
水をやり
花が咲く
やがて咲く花、未来や希望に想いをはせ
今すべき行動に、希望をもった成長に
自信を持って取り組みたい。
まちが、ひとが胸を張れる、自信をもった未来を目指したい。
 
 
『和魂洋才』という言葉がある。
和(やまと)の魂(こころ)をもって、西洋の才とむきあう。
洋才、今の自分に固執するだけでは変化はない。洋の才、新たな知識、外からの気付きを
受け入れる。ただ模倣をすすめるのではない。向き合う刺激に敬意を払い、和魂、自らの
信念を持って学び、受け入れ、わが身のものとする。
洋才と向き合う時、そこには等しく、鏡に映る和魂の姿がある。自信や信念は、その場
に立ち続けるためではなく、未来に向かうために存在する。
 敬意を持って、ともに未来へ進みたい。
 稚内のまちの和魂洋才、『稚魂洋才』の精神をその信念としたい。
 
 
 
【実践力たる総務活動】
総務活動は日々の積み重ねであり、実践の場である。
運動体であると同時に発信体である青年会議所は、その理論だけでなく行動と実践をも
って、その価値を発信していかなくてはならない。
青年会議所は人の集まりであり、組織である。であるならば、運営という言葉と切り離
して語る事はできない。その年々でスタンダードを模索構築し、その成果を残し続けてき
たし、それは本年も変わらないところである。日々の管理と調整、長年積み重ねられてき
た選択と計画、これらは組織が組織として活きるために欠かすことができない事であると
同時に、これらを統合した学問がマネジメント、すなわち経営力であると考える。総務活
動は経営力開発の場であり、日々の実践としての経営力が現れる貴重な場であると考える。
本年は繰り返されてきた総務の活動を、経営力の実践の場として活かしたい。すなわち、
我々の日々の活動をどう表現するのか、また、その成果をどう活かせるのか、実践できる
貴重な機会であるし、その経験は我々の活動をより深いものとする。
 
 
 
【成長という希望 希望をひろげる】
 自分も勘違いをしていたところではあるが、青年会議所は人を成長させるための機関で
は決してない。与えられるのは成長の機会であり、それを活かす事ができるのは、自分自
身だけである。
成長が前に向かった変化であるならば、意味があるのは結果としての成長ではなく、そ
の道のりではないだろうか。何もしなくても、目標を定めても、時はひとしく経過する。
我々は、未来を見すえて成長したい。もちろん道のりはまっすぐではない、その過程でそ
の時に、糧になるものは何か、問い求める事で成長し、より価値のある未来となる。
近道を否定する訳ではない、知ってたどり着いた目的地と、知らずにたどり着いた目的
地には、やはり大きな違いがある。時には、たどってきた道のりを振り返る事も必要かも
しれない。そこにも成長の種はまだ埋まっている。
地域にとってのリーダーの育成もまた、青年会議所に期待されているところではある。
リーダーたりえるには何が必要であるのか、求められる事は少なくない。
目指すべきはただ一つ、リーダーは希望を与える人でなければいけない。そのやり方は、
無数にある、むしろ、その時、場所によってなすべきことは様々である。だからこそ、自
らが希望を持つだけでなく、人に、地域に希望を与えられる人、それこそが求められるリ
ーダーであり、また青年会議所の精神ともいえる。
青年会議所としての機会を利用し、多くのひとと関わりをもち、多くのひとと希望を語
りたい、それは道のりと同様、自分の未来も豊かにする。
集団の発展は、個人の発展なくしてはありえない。個人の輝きはまた、青年会議所の輝
きとなる。青年会議所で成長した個々の姿を発信していくことは、その一つの成果であり、
あらたな会員拡大へつながるものと確信する。
 
 
 
【いま行動(うご)くべき】
稚内に限らず地域には多くのモノがある、それはそのまま可能性である。しかし、その
ままではモノでしかない。多くのヒトが、多くのモノと結びつき、未来を形にしていきた
い。
いわゆるまちづくりを目指して活動する団体は少なくない。それぞれの視点、それぞれ
の立場から、それぞれの活動を行っている。しかしながら、まちとしての未来がはっきり
と見えてこないのはなぜだろうか。一つは、自らのまちの可能性に今一つ自信を持ち切れ
ていないからではないだろうか。もう一つ、その未来に、まちに住むヒトの姿が見えてこ
ないからではないだろうか。
行動団体として、まちの可能性を活かすべく、モノの力、ヒトの力を使ったまちづくり
を展開していきたい。そのうえで発信団体として、自信をもったまちづくりを、稚内のヒ
トとまち全体で行うべく、地域の意識が活性化するまちづくりをすすめたい。
我々は、今、行動く。
思いつきで、目の前の課題に飛びつき、対処していこうというのではない。先人が、次
代を担う若者としてその礎を築き引き渡してくれたように、未来の可能性を見すえ、次代
に、今、何を残すのか。今、何をなすべきなのかを見定め行動する。これも、青年会議所
メンバーとしての責務であり、また醍醐味であると実感する。
 
 
 
【手紙~方向を定めた運動の発信】
広報とJC運動の発信については、目的を定め、手法を研究してしっかりと取り組みた
い。
青年会議所の運動について、結果について伝わる事は多くとも、その過程や想いをしっ
かりと伝えきれているのかという点においては、過去、そして現在においても充分とは言
えない。ヒトとしての青年会議所メンバー、モノとして実施してきた事業や、市民がとら
えるところのイベント、コトとしての残してきた成果。ヒトに対する評価、モノに対する
評価、コトに対する評価は必ずしも一致するものではないと感じる。
地域にとって我々がなすべき事を知る為にも、我々のヒトモノコトを発信すべきと考え
る。もしそこに大きな乖離があるのだとしたら、それこそが課題であり活動の動機となる。
その手法の研究は、稚内という地域における、稚内青年会議所の意義を再確認し、地に
足をつけ大きく未来に成長するために重要な要素であると同時に、個人や企業においても
また同様であり実践につなげる事ができる。
 
 
 
【きちんと終える】
人生はクローズアップで見ると悲劇でも、ロングショットで見ると喜劇になる
目の前の道は平坦ではない。取り組んでいる最中は、得てして視野が狭くなりがちである。
時として目の前の作業に夢中になり、時として、その負荷に投げ出したくなる時もある。
この道はどこかに続いている。何のために歩むのか、その意味と価値を知るからこそ、
我々は歩みを重ねる。不連続の連続たる青年会議所活動においても同様であり、例会、事
業、また継続される事業についても、きちんと始めるためには、何よりもきちんと終わら
せる事が必要である。
本年の活動を通して、稚内青年会議所は次代に何を残し得たのか、検証する場を設け、
運動を振り返るとともに、我々が何を残すべきなのかビジョンを持った活動を共有して行
っていきたい。
 
 
 
【むすびに】
 
「失敗してもいいんだ」そういわれて活動してきた。
失敗を恐れるより、果敢な挑戦をせよとの精神である。
その言葉に甘えはないだろうか。
そこで終わってしまえば、金持ちの道楽と言われてもしかたない。
そこから何を学ぶのか、その結果から、その道のりから何を学ぶのか、失敗に意味を与
えるのは、その気持ち次第である。JCは失敗してもいい。でも、その失敗を無駄にして
はいけない。もちろん、失敗できるのは、挑戦した者だけの特権である。
 
稚内青年会議所は、稚内の青年会議所である。
会員各々が各々の事情をかかえて活動している、各々が条件をもって生活しているのは、
この地で活きる人同様である、だからこそ、
ここで活動できることの誇り、期待されることの誉れを胸に持とう
 
 
私は 
私の人生から出ることはできない
だからここに
花を植えよう 
 
 
この人生を、生きることができるのは、私だけなのだ
花を咲かすことができるのも、私だけなのだ
 

 

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アクセス

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